当院では、地方自治体が行う特定健診をはじめ、企業などの事
業者が行う雇入時の健診、定期健診などに応じております。健
康診断は、ご自身の健康を維持し、病気を早期発見するために
も重要となりますので、年に一度は受けるようにしましょう。
なお、詳しくは、事前にお電話にてお尋ね下さい。
当院では、専門性の高い疾患のある方を適切に総合病院などに紹介いたします。な
お、健康診断で行われる検査項目の値について疑問を持たれたり、不安に思われる
方も多いようです。そのため、当院では受診された方の検査値を踏まえ、生活習慣病
のリスクや日常生活の注意点などもアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。
当院では、主に成人の予防接種としてインフルエンザワクチ ン、および肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、麻疹風疹ワ クチン、ムンプス(おたふく風邪)、水痘(みずぼうそう)、 子宮頸がんワクチン等の接種をそれぞれ行っております。な お、在庫がないこともございますので、ご希望の方は、お電話 にて事前に予約して下さい。
インフルエンザを予防する有効な手段の一つに、流行前のワクチン接種があります。
インフルエンザウイルスは毎年少しずつ性質を変え、異なるタイプが流行するので、
それに対応するために、予防接種も毎年行う必要があります。
なお、接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続
します。日本では例年12月~翌3月頃に流行するので、毎年10月下旬~12月に
接種するのが適切でしょう。
肺炎を予防するには肺炎球菌ワクチンの接種が効果的です。肺炎の原因菌で最も多
いとされる肺炎球菌に効果があります。これによって肺炎などの感染症を予防し、重
症化を防ぐことが出来ます。
なお、肺炎球菌ワクチンの接種は、1年を通していつでも可能ですが、5年以内に再
接種を行うと、注射部位の痛みが強く出るケースがあります。再接種を希望される方
は、5年以上の間隔を空けてください。
※高齢者を対象とした成人用肺炎球菌ワクチンは、対象期間内に市町村の契約医
療機関や保健所で接種を受けると公費の助成が受けられることがあります。詳細に
ついては、お住まいの市区町村にお問い合わせください。
加齢などによって骨の強度が低下し骨折しやすくなる病気を『骨粗鬆症』と いいます。骨粗鬆症になり骨がもろくなると、つまずいたり、くしゃみをしたなどのわずかな 衝撃で骨折してしまうことがあります。
定期的に骨密度検査を行いましょう。
骨密度が低下している場合は早めに治療を始めることが重要です。
そして治療がしっかりと継続することが、将来の骨折・寝たきりを防ぐためのポイント
となります。
特に女性の方はホルモンの低下とかかわりが深く、閉経後に骨密度が減ってしまいますので、
閉経したらまず検査を受けられることをお勧めします。